呉港港湾事業継続計画（呉港ＢＣＰ）について（報告）

　港湾事業継続計画は、大地震等の自然災害が発生した場合でも港湾機能を最低限維持するための具体的な対応と平時に行うマネジメント活動等を示した計画で、東日本大震災の教訓をもとに、国土強靱化アクションプラン2014において、全国125全ての国家戦略港湾・国際拠点港湾・重要港湾で策定することになっている。
　このたび重要港湾である呉港においても、港湾管理者及び関係者で構成される「呉港ＢＣＰ連絡協議会」を設立し、平成29年3月に呉港港湾事業継続計画を策定した。
　計画では、平時における教育訓練を初め、災害時の初動対応などについて呉市地域防災計画と連携することとしている。

　委員会では、有事の際の拠点が明確にされていないが、どこに参集するのかという質疑に対し、呉港BCPは連絡体制を明確にし、関係機関がスムーズに対処するための計画であると答弁した。
　そのほか、呉市災害対策本部との連携、発災後３日以内に応急復旧させるための体制などについて質疑が行われた。