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住民訴訟の応訴について(報告)

 
案 件 名 住民訴訟の応訴について(報告)
付議された委員会 文教企業委員会
委員会開催日 平成28年12月13日
案件の概要等

本件は,平成28年度使用教科用図書の採択事務において,採択過程における書類に誤記等が存在した教師用教科書等の購入代金及び当該採択に係る選定委員への報償費の支出は違法であるとして,教科書採択に係る公金支出の返還請求などを求める住民訴訟が提起されたため,これに応訴するものである。平成28年10月13日付けで,呉市及び呉市長を被告として,原告5名から請求があった。
 訴状の趣旨の1点目は,採択に係る教師用教科書の購入代金の支出は違法であること。2点目として選定委員の委嘱についても呉市教科用図書の採択に関する規程の恣意的濫用があることから,当該報償費の支出は違法であること。3点目は,以上のことにより,被告呉市長小村和年は,小村和年に対し,金83万8,358円及び当該遅延損害金を呉市に支払うよう請求することを求めている。 
 なお,原告らは,平成28年7月15日付けで,呉市監査委員に対し住民監査請求を行った。呉市監査委員は,原告らの主張には理由がないものと判断したが,原告らは当該監査結果に不服があるとして、本訴訟を提起したものである。
 今後の予定は,平成29年1月4日までに答弁書を提出することにより,平成29年1月10日に第1回口頭弁論が行われるとのことである。

 委員会では,このたびの訴訟は,予算執行について監査請求があり,その結果に不服なので呉市及び呉市長を被告として訴えているが,理論上呉市教育委員会も訴えることはできるのかといった質問が出され,予算執行についての訴えであるため,呉市長が訴訟を受けることになる旨の答弁がなされた。

資 料 住民訴訟の応訴について [PDFファイル/61KB]

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