平成30年7月豪雨災害からの復興に向けた取組の進捗状況について
案 件 名 |
平成30年7月豪雨災害からの復興に向けた取組の進捗状況について
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付議された委員会 |
豪雨災害復旧・復興対策特別委員会 |
委員会開催日 |
平成30年11月30日
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案件の概要等 |
平成30年9月28日の委員会で示された平成30年7月豪雨災害からの着実な復旧・復興に向けた8つのプロジェクトの進捗状況について報告を受けた。なお、各プロジェクトの進捗状況を見える化するため、本委員会で報告を行うほか、ホームページ・市政だよりによる広報を行うとのこと。
主な進捗状況
1.被災者支援プロジェクト
生活支援相談員による仮設住宅等の訪問・相談を開始。
災害見舞金等の一時金の支給、市税・保険料・上下水道料金等の免除、保育料等の減免などの補助を実施。
住まいの支援として、市営住宅の優先募集などを行っている。また、災害公営住宅整備の検討を進めている。
2.子ども支援プロジェクト
スクールカウンセラーの派遣による児童生徒の心のケアや、NPO法人やボランティア団体などの協力による子どもの遊び場・親同士の交流の場づくりによる心のケアを実施している。
3.土木・農業用施設等のインフラ強靱化プロジェクト
被災した市道等道路施設等の早期復旧及び改良復旧に向けた測量設計を実施。災害査定の受検及び実施設計の発注に向けた準備等を行うほか、農道・水路等農業用施設等の早期復旧及び改良復旧に向けた準備を行っている。
4.上下水道のインフラ強靱化プロジェクト
現在、水道施設の本復旧は、完成割合が約78%となっている。
また、老朽化した水道施設や下水道施設は、耐震化等、新たな強靱化対策を検討する。
5.交通対策プロジェクト
今後の災害に備えた代替交通の確保、公共交通情報の提供及び渋滞対策を検討するためアンケート調査の実施を検討している。
6.廃棄物・土砂処理プロジェクト
損壊家屋の解体・撤去では、事務処理期間の長期化などが課題となっているが、今後も、現地調査等を実施し、早期の解体・撤去を進めていく。
7.産業支援プロジェクト
現在、中小企業支援を目的とする広島県グループ補助金の認定を4団体・122社が受けており、今後、補助金交付申請手続のサポートを行う。
観光需要の回復に向け、観光関連団体や企業等と連携したプロモーションを行っている。
被災した農業者へ農産物の生産・加工施設等の復旧に必要な経費の支援について、申請受付を開始する。
8.市民防災プロジェクト
避難所の現状や課題等を整理し、民間施設等を含めた今後の避難所のあり方について検討している。
また、避難行動の検証を行うため、県が行う聴き取り調査に同行し、状況把握等に努めている。
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資 料 |
平成30年7月豪雨災害からの復興に向けた取組の進捗状況について [PDFファイル/564KB]
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