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作業中の防火管理に関するお知らせ

作業中の防火管理に関するお知らせ

 先般,東京都内で,溶断作業中に発生した火花が建物外壁に沿って立ち上がっている状態において使用されていたアスベストの飛散を防止するプラスチックシートに着火し,階をまたいで延焼する火災が発生しました。この火災は、火花を伴う作業の際,防火管理が徹底されていなかったことが原因であると考えらています。
 同様の事故を防ぐため,工事作業従事者のみなさまには,アスベストの飛散を防止するプラスチックシートについて,難燃性のもの使用する,又は火災予防上必要な措置するなど,防火管理を徹底していただくようお願いします。
 そのほか作業中の防火管理については,呉市火災予防条例に基づいて,次のとおり遵守していただくようお願いします。

作業中の防火管理(呉市火災予防条例第29条 要約)

  1. 溶接作業等の注意点:
    • ガスや電気による溶接、自動車解体、グラインダー、トーチランプ、アスファルトの溶解作業など、火花や熱を伴う作業は、可燃性物品の近くで行わないでください。
  2. 自動車の解体作業:
    • 溶断作業前に燃料や可燃性物品を除去し、消火用具を準備してください。
    • 除去した燃料等は適切に管理し、安全に保管してください。
  3. 火災予防措置:
    • 火花の飛散や火災の発生を防ぐため、湿砂の散布や散水、不燃材料による遮熱、作業後の点検を徹底してください。
  4. 特定作業の注意:
    • 可燃性の蒸気や粉じんを発生する作業は、換気や除じん、火気の制限を行い、消火用具を準備してください。
  5. 喫煙管理:
    • 作業現場には安全な場所に吸い殻容器を設け、それ以外の場所での喫煙を禁止してください。
  6. 圧縮アセチレンガスの使用:
    • 圧縮アセチレンガスを使用する作業現場では、外部から見えやすい場所に使用中の標識を設けてください。