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救命消防隊

 心肺機能が停止した傷病者には,胸骨圧迫や人工呼吸による一刻も早い救命処置が必要です。
 119番通報をして,救急車が救急現場に到着するまでの所要時間は,全国平均で約10分です。

 救急車が出動中に他の重症傷病者が発生し,救急車の到着が遅れる場合や, 

 救急車の到着時間より,現場近くの消防隊が早く到着すると予想される場合,

 呉市特有の狭隘(道幅の狭い)道路や高地部で,救急隊のみでの迅速な活動が困難な場合に,

 救急車と直近の救命消防隊(警防隊)が出動するシステムです。
 呉市消防局では,平成13年9月9日の救急の日からこのシステムを開始し,地域住民の救命率の向上に努めています。

出動  階段の写真です      

 この救命消防隊は,消防ポンプ自動車にAEDや人工呼吸器,酸素ボンベなどの救急資器材を積載しています。

 現場での活動を迅速かつ有効に実施できるものです。

  赤バック中AED