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ウクライナ避難民の呉市への受入れ

  令和4年(2022年)2月24日,ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻が始まり,多くの子どもたちを含めた民間人の犠牲者が報道されています。
  この決して許されることがない他国への軍事侵攻に対して,呉市議会におきましては,3月4日,「ロシア連邦のウクライナ侵略に対して平和的解決を求める決議」を行い,私も議長と連名で,この侵略行為に対する抗議文をロシア大使館に提出いたしました。
  しかしながら,そうした中においても,民間人を含む多くのウクライナ国民の犠牲者を伴いながら,その戦火は拡大し続けています。
  現在,その戦火は,170万人以上(※)とも言われる難民を生み,欧州における第二次世界大戦以降で最大の難民危機であるとも言われています。
  本市は,国際貢献及び人道支援の観点から,ミャンマー難民を受け入れ,定住に向けて,通訳や生活支援員の配置などによって支えております。また,日本人と外国人という垣根を越え,同じ住民として,一人ひとりが持つ個性や習慣,文化が尊重されるまちづくりを推進するため,国際交流協会をはじめとした様々な団体が活動されています。
  国におかれては,現在,避難民の受け入れについて検討されておりますので,本市におきましても,ロシア軍の侵攻によって,国を去らざるを得なくなったウクライナ国民の皆様を受け入れ,支えてまいりたいと考えています。

令和4年(2022年)3月8日
呉市長 新 原 芳 明

(※)国連難民高等弁務官事務所発表(3/7)