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呉市立図書館 「今月のテーマ」

「和菓子」を読む

 

 

 みなさんは,「和菓子」といえばどのようなお菓子を想像しますか?

 

 「菓子」とは古来,天然の甘味のある木の実や果物のことを指していました。やがて農耕が発展すると,米や穀物を加工するこ本を読む男の子のイラストとで,餅や饅頭の原型にあたるものがつくられるようになりました。当初は豊穣祈願などのために神にささげる供物としてつくられていたとされますが,次第に嗜好品としての価値を強めていきます。 

 室町時代に茶の湯文化が発展したこと,続いて江戸時代には国産の砂糖が作られるようになったことが影響し,現代の「和菓子」に連想されるような,色彩などより華やかなものが好まれるようになっていきました。

 

 6月16日は「和菓子の日」です。嘉祥(かしょう/かじょう)元年,旧暦6月16日に行われた儀式が由来となっています。嘉祥とは「めでたいしるし」を意味し,和菓子文化が大きく発展した江戸時代には,嘉祥頂戴と称し将軍から家臣へ菓子を配る行事が盛大に行われていました。

 

 おいしく作ってよし,色や形を愛でてよし,その歴史を知ってよし。

 呉市立図書館では「和菓子」に関する展示・貸出を行っています。是非この機会に,和菓子についてゆっくりと“味わって”みませんか?