上下水道料金の改定について

　令和6年4月1日から水道料金を6.6パーセント，下水道料金を6.2パーセント増額改定させていただきます。
　皆様のご理解をお願いいたします。

改定の理由

　呉市の上下水道事業は現在，節水型社会の更なる進行や給水人口の減少に伴う料金収入の減少，電気料金高騰，老朽施設の増加の影響などにより，厳しい経営状況にあります。
　呉市では，５年ごとの経営計画の策定に合わせて上下水道料金の見直しを行っていますが，今年度策定した「呉市上下水道ビジョン2024～2033」の財政見通しにおいて，水道事業，下水道事業ともに５年間で累積収支不足額が発生する見込みです。今後も安定的に事業を運営していくためには，累積収支不足額を解消するとともに一定の使用可能な資金残高の確保，老朽化した施設更新財源の過度な企業債への依存を抑制することが必要となります。
　将来にわたって安全・安心で災害に強い上下水道サービスを提供するため，令和６年４月１日から水道・下水道料金を増額改定させていただきます。

改定の内容

【水道事業】
　令和6年度から令和10年度までの5年間（以下「料金等算定期間」といいます。）に見込まれる収益的収支の赤字を解消するとともに，料金等算定期間を通じて事業運営に最低限必要な水準である10億円の使用可能な資金残高を確保し，また，将来の負担を軽減する必要があることから，施設更新の財源である企業債の借入れを抑制するために必要となる資金約６億円を確保するため，水道料金を平均で6.6パーセント引き上げさせていただきます（詳しくは、リーフレットをご覧ください（PDF）。）。
【下水道事業（公共下水道）】
　料金等算定期間に見込まれる収益的収支の赤字を解消するとともに，料金等算定期間を通じて事業運営に最低限必要な水準である4億円の使用可能な資金残高を確保するため，下水道料金を平均で6.2パーセント引き上げさせていただきます。（詳しくは、リーフレットをご覧ください（PDF）。）。
【下水道事業（集落排水処理施設）】
　集落排水処理施設の料金の額については，市民負担の公平性の確保の観点から，公共下水道の料金の額との整合性を図り，設定しています。現在の集落排水事業は，令和６年４月１日から下水道事業（公共下水道）と会計統合し，集落排水処理施設の料金は公共下水道の料金と同一の料金表となるため，公共下水道の料金の平均改定率と同様に，平均で6.2パーセント引き上げさせていただきます。
　

新上下水道料金について

　上下水道料金は，2か月ごとにメータの検針を行い，使用水量により料金を算定しています。
　水道料金は，メータの口径別に定めております「基本料金」と使用水量に応じた「従量料金」の合計額に，消費税相当額を加算したものとなります。
　下水道料金は，「基本料金」と汚水の排出量に応じた「従量料金」の合計額に消費税相当額を加算したものとなります。
　お客様がご使用中の水道メータの口径については，メータ検針時にお届けしております「水道使用水量等のお知らせ」で確認することができます（「水道使用水量等のお知らせの見方」をご覧ください。）。

新上下水道料金改定時期（令和６年４月１日以降の使用分から）

　偶数月検針のお客様　⇒　令和６年５月請求分から
　奇数月検針のお客様　⇒　令和６年６月請求分から

　※使用期間が令和６年４月１日をまたぐ場合，３月３１日までのご使用分は改定前料金で，４月１日以降のご使用分は改定後料金で，それぞれ使用日数に応じて日割計算します（詳しい計算方法については，計算例 を参照してください。）。

新上下水道料金表

※　集落排水処理施設をご使用のお客様も下水道と同じ料金表です。
※　一般公衆浴場用の料金（水道・下水道）は改定せず据え置いています。​

上下水道料金　改定前後比較表（自動計算）

　上下水道料金改定前後比較表に，メータ口径及び使用水量を入力することで，改定前後の上下水道料金を比較できますので，ご利用ください。　
　上下水道料金改定前後比較表はこちら 

上下水道料金早見表（改定後料金）

• メータ口径13mmはこちら 
• メータ口径20mmはこちら
• メータ口径25mmはこちら 
• メータ口径40mmはこちら
• メータ口径50mmはこちら
• メータ口径75mmはこちら
• メータ口径100mmはこちら
• メータ口径150mmはこちら
• メータ口径200mmはこちら

料金改定Ｑ＆Ａ

　・料金改定Ｑ＆Ａはこちら
　
　Q１　改定しないとどうなるの？
　Q２　料金はどのくらい上がるの？
　Q３　上下水道局ではどんな経営努力をしてきたの？
　Q４　不足分は税金で補てんし，改定しないことはできないの？
　Q５　県内市と比べて呉市の料金は高いのでは？
　Q６　水道基本料金免除したから料金改定をすることになったのでは？