野路山伊音城 弘法寺岩屋(本堂)|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
野路山伊音城 弘法寺岩屋(本堂)
のろさんいおんじょう こうぼうじいわや(ほんどう)
市有形文化財 平成9年4月25日
年代不詳ですが,弘法大師信仰と結びつき創建されたものと思われます。文政2(1819)年,川尻村の『国郡志御用ニ付き書上』は名勝の項で,「(前略)川尻村ト中切村山境に高き所有,其峯に少平地有テ威音城と称え,往古寺有し所と云ひ傳,其屋敷と見へし巽向(南東の方向)の下に有,岩窟に堂を寄建テ弘法大師ヲ安置ス(後略)」とあります。
野路山の岩体である流紋岩質凝灰岩の巨岩の上に本堂が建てられ,その奥に大師を安置した厨子があります。
所在地
安浦町中切(弘法寺)
交通案内
JR「安芸川尻駅」より さざなみスカイラインを車で約20分
公開情報
常時公開しています。
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