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誓光寺の梵鐘|呉市の文化財

誓光寺の梵鐘
せいこうじのぼんしょう

誓光寺の梵鐘

市有形文化財 昭和41.10.1

 梵鐘は,信仰心の厚かった堺屋見誉道意(けんやとうい)という広島の人が,母親と思われる女性のめい福を祈るために造らせたものです。それは,今から約300年の貞享5年(1688年)のこと。現在の廿日市市の鋳物師・山田貞栄という名工の手に成るもので,広島にあった長安寺へ,5代目住職の時代に寄進されたと鐘に刻まれています。その後,長安寺が火事に見舞われたため,この釣り鐘は縁あって誓光寺に移されたといわれています。戦時中,軍に金属製品を供出していたときでさえも,この鐘は特に保存の価値があるということで残されたそうです。

 大晦日(おおみそか)には,除夜の鐘をつこうとたくさんの人が寺を訪れます。というのも,吉浦で除夜の鐘をつけるのはここ誓光寺だけ。23時30分を過ぎるころから人の列ができはじめ,0時を過ぎても,行列が絶えないこともあります。300年という長い年月を隔てた今も,昔と変わらぬ音を響かせています。

所在地

吉浦中町2丁目

交通案内

「吉浦駅前」バス停下車,徒歩約8分