眞光寺の梵鐘|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
眞光寺の梵鐘
しんこうじのぼんしょう
市有形文化財 昭和41年10月1日
眞光寺は広町大広にあります。当寺は,はじめ弘治2(1556)年,禅寺浄泉寺として建てられ,のち慶長8(1603)年,一説に寛永年間(1624~1643年),真宗に改めて寺号を眞光寺とし,今日に及んでいます。
梵鐘は,元禄元(1688)年の鋳造,作者は分かりませんが,戦争中も特に保存価値のあるものとして軍への供出を逃れました。重さは60貫(225kg)くらいで大きなものではありませんが,青銅色の美しい鐘で,側面には2体の阿弥陀如来像が彫り込まれています。鐘銘には,「正覚大音 響流十方 人雄師子 神徳無量・・・元禄元年戌辰(つちのえたつ)十一月日」とあり,「願主・釋空心(しゃくくうしん)」の名が刻まれています。
所在地
広大広2丁目
交通案内
生活バス 横路交叉点循環線「大広」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
常時公開しています。
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