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紙本墨書大般若経|呉市の文化財

紙本墨書大般若経 附 経櫃二櫃「享徳二年癸酉林鐘上旬日」の銘 
しほんぼくしょだいはんにゃきょう

紙本墨書大般若経附経櫃二櫃「享徳二年癸酉林鐘上旬日」の銘


市有形文化財 平成7.3.31

 この大般若経は,元は応安7年(1374年)から永和元年(1375年)にかけて,周防の大内氏の氏寺,氷上山興隆寺の僧,無参によって書写された内題下の『防州大内氷上山常住 無参』の記によります。その後,倉橋島を支配していた多賀谷氏へ,奉仕に対する報酬として,多賀谷氏の氏神,桂濱神社へ奉納されました。その際,櫃(ひつ)を新調しています(享徳2年銘あり)。以後,転読等されていましたが,一部散逸し,欠けた巻を寛保3年(1743年)から延享4年(1747年)にかけて,倉橋島の住民有志が補写しました。

 欠巻もありますが,史料の少ない中世芸南地域の動向を知る貴重な歴史資料で,南北朝時代書写年代も明確であり美術工芸的にも貴重です。

所在地

倉橋町字前宮の浦(倉橋歴史民俗資料館)     

交通案内

JR呉駅前から広電バスで,「桂浜・温泉間」バス停下車,徒歩約2分