旧柴屋住宅|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
旧柴屋住宅
きゅうしばやじゅうたく
市有形文化財 平成16年3月15日
旧柴屋住宅は,大長村庄屋役及び御手洗町年寄役を代々勤めた高橋家(屋号柴屋)の別宅の一部です。建築年次は,文化3(1806)年に伊能忠敬が大崎島の測量をした時に宿舎にしたと伝わるのでそれ以前と見られますが,それ以前に大きく遡るものではありません。
別宅は2つに別れていて,本住宅が向座敷となっており,常盤通りを挟んで向かいが母屋でした。「伊能忠敬御手洗測量之図(呉市指定有形文化財)」の右側にこの向座敷が描かれており,土塀で囲まれた広々とした庭には,あずま屋や池が配され,豪著な造りとなっていました。広島藩主が遊覧のため来島した際にここで休憩しており,本陣として利用されていました。
所在地
豊町御手洗字常盤町(重伝建地区内)
交通案内
瀬戸内産交バス 沖友天満宮~中国労災病院線,さんようバス とびしまライナー
「御手洗港」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
常時公開しています。
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