旧呉海軍工廠塔時計|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2024年5月28日更新
旧呉海軍工廠塔時計
きゅうくれかいぐんこうしょうとうどけい
市有形文化財 昭和56年10月1日
この塔時計は大正10(1921)年6月10日,旧呉海軍工廠造機部の屋上に設置され,昭和20(1945)年の終戦まで工廠と共にその歴史の時を刻んできました。電動親子式衝動時計として国産最初のものです。終戦後,旧工廠内にあったものを,昭和46(1971)年5月入船山記念館内に移設展示され,昭和56(1981)年の修理により再び時を刻み始めました。
時計塔全体の高さは約10mで,本体は一辺2.4mの立方体,四方の文字盤は直径1.5mです。4つの文字盤の針は,塔内部の時計からパルス(衝動)が送られることで同時に動くようになっており,造られた当時は大変画期的なメカニズムだったと言われています。現在1日4回(9時,12時,15時,17時)流れているチャイムのメロディは,市内の小中学生が作曲したものです。
所在地
幸町(入船山記念館)
交通案内
- JR呉線「呉駅」下車 徒歩約13分
- 広電バス 宮原線「入船山公園」 バス停下車 すぐ
- 広電バス 呉倉橋島線「眼鏡橋」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
入船山記念館で公開しています
【公開時間】 9時~17時(入館は16時30分まで)
【休館日】 火曜日(祝日・休日の場合はその翌日),年末年始(12月29日~1月3日)
【入場料】 一般250円(200円),高校生150円(120円),小・中学生100円(80円)
※()内料金は20名以上の団体料金
※当日の呉市立美術館及び大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)の観覧券提示で団体料金が適用されます
【連絡先】 0823-21-1037
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