旧呉海軍工廠塔時計|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
旧呉海軍工廠塔時計
きゅうくれかいぐんこうしょうとうどけい
市有形文化財 昭和56年10月1日
この塔時計は大正10(1921)年6月10日,旧呉海軍工廠造機部の屋上に設置され,昭和20(1945)年の終戦まで工廠と共にその歴史の時を刻んできました。現在も動いている電動親子式衝動時計としては国産最初のものです。終戦後,旧工廠内にあったものを,昭和46(1971)年5月,入船山記念館内に移設展示され,昭和56(1981)年の修理により再び時を刻み始めました。
時計塔全体の高さは約10mで,本体は一辺2.4mの立方体,四方の文字盤は直径1.5mです。4つの文字盤の針は,塔内部の時計からパルス(衝動)が送られることで同時に動くようになっており,造られた当時は大変画期的なメカニズムだったと言われています。現在1日4回(9時,12時,15時,17時)流れているチャイムのメロディは,市内の小中学生が作曲したものです。
所在地
幸町(入船山記念館)
交通案内
広電バス 宮原線「入船山公園」,「国立病院」バス停下車 徒歩約1分
または 広電バス 呉倉橋島線「眼鏡橋」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
入船山記念館で公開しています。
【公開時間】 9時~17時
【休館日】 火曜日(休日の場合はその翌日),12月29日~1月3日
【入場料】 一般200円(20人以上の団体160円),高校生以下無料
※同日美術館で市の企画展・特別展を観覧された方は半券提示で半額
【連絡先】 0823-21-1037
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