絵巻物「浦島測量之図」|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
絵巻物「浦島測量之図」
えまきもの「うらしまそくりょうのず」
市有形文化財 昭和47年10月1日
「浦島測量之図」は,幕府の命令によって測量した伊能忠敬が,文化3(1806)年呉地方を測量したときの様子を描いたものです。
忠敬は,文化3年3月9日から19日まで呉地方の測量を実施し,この間,川尻村,瀬戸島(音戸町),宮原村呉町に宿泊し測量の足場としました。
絵巻物は海辺で忠敬が測量している様子を描いた「浦島測量之図」から始まり,星を見上げて度数を測っている忠敬を描いた「夜中測量之図」,測量器械類の図と説明の書いたものがあります。
最後には,測量隊一行の人名,尾道から広島までの日程表,広島藩から差出した御船手人名が書かれています。
所在地
幸町(入船山記念館)
交通案内
広電バス 宮原線「入船山公園」,「国立病院」バス停下車 徒歩約1分
または 広電バス 呉倉橋島線「眼鏡橋」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
一般公開されていません。
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>