郷原のブチサンショウウオ|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
郷原のブチサンショウウオ
ごうはらのぶちさんしょううお
市天然記念物 昭和40年10月1日
ブチサンショウウオはイモリの仲間で,郷原町大積(おおつみ)に生息するのものは体長100~130mmくらいが普通ですが,雄にはまれに140mmを越すものもいます。背面は紫黒色,または黒竭色で,腹面は淡色で全身に銀白色の斑紋があります。生息地は渓流付近の湿地で,昆虫の幼虫やミミズなどを捕食します。4月頃渓流に産卵し,約3年後に成体となります。
ブチサンショウウオの生息している場所は,大積の集落部の海抜270m付近で,二股に分かれている上流一体でされています。水田の間を流下する急傾斜の30~40cmほどの幅の小さな溝にも生息の場をもっています。
生息地
郷原町大積川上流
交通案内
広電バス 焼山熊野苗代線「苗代」バス停下車 徒歩約50分