八岩華神社のクスノキ|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2024年8月5日更新
八岩華神社のクスノキ
やいわばなじんじゃのくすのき
市天然記念物 昭和40年10月1日
大人4人が手をつないでも届かない太さのクスノキが,八岩華神社にあります。幹まわり約7m,樹高約27mのクスノキが,いつの時代に植えられたのか定かではありませんが,『芸藩通志巻三』には「永禄5(1562)年,当村に移す。」とあります。また,宮島・厳島神社の大鳥居を作るため,兄弟となるもう1本のクスノキを奉納したとも伝えられており,その切り株は今も八岩華神社に保存されています。
広島県指定で社叢として記されたものに「新庄の宮の社叢」(広島市西区・昭和29年6月30日指定)があります。「・・・ことに2本のクスノキは,それぞれ胸高周囲6.4m,5.3mに達する県下でも有数な巨樹である。」と記されていますが,八岩華神社のクスノキはそれを上回る大きさです。
クスノキは暖地性植物で瀬戸内沿岸の様々な場所で見られますが,これほどの大樹は珍しいものです。
所在地
仁方西神町
交通案内
広電バス 広仁方線「西神町」バス停下車 徒歩約6分
公開情報
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