高尾神社のフジノキ|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
高尾神社のフジノキ
たかおじんじゃのふじのき
市天然記念物 昭和43年10月1日
フジはマメ科に属し,幹がつるになって他の物に巻き上がっていく常緑樹です。あまり土質を選ばず,日陰でもよく育ちます。特に湿気のある肥えた土地では,枝と同様に根も長く伸びます。高尾神社の境内は,周囲より約6m高い丘の上にあり,北・東・南のそれぞれの斜面には,アラカシ,ウラジロガシ,ツクバネガシなどの高木を中心とした社叢が見られます。
指定のフジは東斜面にあります。樹勢は良好で,7本の株がいろいろな方向に伸びて,社叢を構成する高木に巻き上がっています。この株全体の根がどこにあって,株と株とがどのようにつながっているのかは,はっきりと見ることができません。
現在はこのうちの4株を鉄パイプ製の藤棚に引き寄せていますが,生育は良好です。
所在地
焼山中央2丁目
交通案内
広電バス 焼山熊野苗代線「昭和市民センター」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
常時公開しています。
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