岩屋古墳|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月30日更新
岩屋古墳
いわやこふん
市史跡 平成元年3月20日
遠見山から北に下る丘陵上から谷に面して西に開口する6世紀前半(古墳時代後期)の円墳です。古墳時代後期には小さな円墳が山間部にも築造されるようになりましたが,これはその典型例です。
巨大な花崗岩を使用した横穴式石室は玄室の全長4.15m,羨道の2.55mです。石室の石壁は,天井に向かって極めて狭くなる持ち送り積みをしています。
広島県の瀬戸内島嶼部で横穴式石室が残っているのは,瀬戸田町(尾道市)とここ倉橋町の2ヵ所であり,島嶼部での歴史文化を知る上で貴重とされています。
所在地
倉橋町鹿老渡
交通案内
広電バス 呉倉橋島線「鹿老渡」バス停下車 徒歩約25分
公開情報
常時公開していますが,干潮時のみ見学可能です。
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