入船山及び旧長官官舎|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2024年5月28日更新
入船山及び旧長官官舎
いりふねやまおよびきゅうちょうかんかんしゃ
市史跡 昭和41年10月1日
入船山はその昔,八幡宮(現在の亀山神社)があった緩やかな丘陵地でした。明治19(1886)年,旧海軍呉鎮守府が呉に開設されることとなり,入船山にあった神社は現在の清水1丁目へ移転し,その跡に軍政会議所兼水交社が建てられ,後に鎮守府司令長官官舎として利用されました。戦後は,進駐米軍や英豪連合国軍の司令長官官舎として利用され,呉市に引き継がれて一般公開されるまでの約80余年もの間,世間から隔絶されていました。そのため,昔ながらの自然林の姿がよく残されており,高くまっすぐに伸びた松や,うっそうと茂った樹木に覆われて,市内にあるとは思えない景観を残しています。
また,入船山記念館内には,明治38(1905)年当時の姿に復原された旧呉鎮守府司令長官官舎(国指定重要文化財)をはじめ,歴史民俗資料館,1号館(旧高烏砲台火薬庫,国登録有形文化財),旧海軍工廠塔時計(呉市指定有形文化財),休憩所(旧東郷家住宅離れ,国登録有形文化財)など,呉の歴史を垣間見ることのできる建物が保存されています。
所在地
幸町(入船山記念館)
交通案内
- JR呉線「呉駅」下車 徒歩約13分
- 広電バス 宮原線「入船山公園」 バス停下車 すぐ
- 広電バス 呉倉橋島線「眼鏡橋」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
入船山記念館で公開しています
【公開時間】 9時~17時(入館は16時30分まで)
【休館日】 火曜日(祝日・休日の場合はその翌日),年末年始(12月29日~1月3日)
【入場料】 一般250円(200円),高校生150円(120円),小・中学生100円(80円)
※()内料金は20名以上の団体料金
※当日の呉市立美術館及び大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)の観覧券提示で団体料金が適用されます
【連絡先】 0823-21-1037
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