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入船山及び旧長官官舎|呉市の文化財

入船山及び旧長官官舎 
いりふねやまおよびきゅうちょうかんかんしゃ

入船山及び旧長官官舎


市史跡 昭和41年10月1日

 入船山はその昔,八幡宮(現在の亀山神社)があった緩やかな丘陵地でした。明治19(1886)年,旧海軍呉鎮守府が呉に開設されることとなり,入船山にあった神社は現在の清水1丁目へ移転し,その跡に軍政会議所兼水交社が建てられ,後に鎮守府司令長官官舎として利用されました。戦後は,進駐米軍や英豪連合国軍の司令長官官舎として利用され,呉市に引き継がれて一般公開されるまでの約80余年もの間,世間から隔絶されていました。そのため,昔ながらの自然林の姿がよく残されており,高くまっすぐに伸びた松やうっそうと茂った樹木に覆われて,市内にあるとは思えない景観を残しています。

 また,入船山記念館内には,明治38(1905)年当時の姿に復原された旧呉鎮守府司令長官官舎(国指定重要文化財)をはじめ,歴史民俗資料館,1号館(旧高烏砲台火薬庫,国登録有形文化財),旧海軍工廠塔時計(呉市指定有形文化財),休憩所(旧東郷家住宅離れ,国登録有形文化財)など,呉の歴史を垣間見ることのできる建物が保存されています。

所在地

幸町(入船山記念館)

交通案内

広電バス 宮原線「入船山公園」,「国立病院」バス停下車 徒歩約1分

または 広電バス 呉倉橋島線「眼鏡橋」バス停下車 徒歩約3分

公開情報

入船山記念館で公開しています。

【公開時間】 9時~17時

【休館日】 火曜日(休日の場合はその翌日),12月29日~1月3日

【入場料】 一般200円(20人以上の団体160円),高校生以下無料
 ※同日美術館で市の企画展・特別展を観覧された方は半券提示で半額

【連絡先】 0823-21-1037