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白糸の滝|呉市の文化財

白糸の滝 
しらいとのたき

白糸の滝


市名勝 昭和42.10.1

 白糸の滝は,黒瀬川の河口から約6キロ上流の右岸で合流する白糸川にかかる滝です。

 小滝橋というつり橋を渡り,白糸川に沿う小道を約600メートル登っていくと,切り立った岩肌のはるか上から流れ落ちる滝が,突然目の前に姿を現します。高さ約38メートル,幅約6メートルの垂直な滝で,立っているところからは見えませんが,さらに上流には高さ約7メートルの滝もあり,二段の滝となっています。滝つぼは広く,その周りには,滑石(かっせき)や小石が敷き詰められています。水は冷たくて,昔は暑い時期にこの水に浸かり,病気や痛みなどを治したそうです。

 また,滝の周りの青黒い岩石は「溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)」といい,その中に,軽石が火山灰の中で押しつぶされてレンズ状となった岩片を見ることができます。この付近は流紋岩が多く,その中に溶結凝灰岩が見られるのは,県内でも非常に珍しい地質現象です。

 二級滝(ニ級峡)を「大滝」と呼ぶのに対して,白糸の滝は「小滝」と呼ばれ,『芸藩通志巻三』という歴史書の中にも紹介されています。古くから親しまれてきたこの滝は,今も,遠足や散策の場として愛されています。

所在地

広町(広石内)

交通案内

「下石内」バス停下車,徒歩約30分