若胡子屋跡|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2024年6月17日更新
若胡子屋跡
わかえびすやあと
県史跡 昭和15年2月23日
若胡子屋は周防上関から御手洗へ遊女商売の出稼ぎを行っており,享保9(1724)年には茶屋営業許可を広島藩より受け店を構えました。若胡子屋跡はこの時期に建てられたものと考えられ,御手洗で最大規模の町家でした。
主屋は桁行20.8m・梁間12.0mの2階建て入母屋造本瓦葺で,桁行13.0m・梁間6.8mの寄棟造桟瓦葺の座敷(3室)が附属しています。座敷の天井には屋久杉を使用するなど贅を尽くしています。
明治17(1884)年に隆法寺に転用され,その際に2階部分が取り払われましたが,小屋組の一部に再利用され現存しています。
所在地
豊町御手洗字天神町(重伝建地区内)
交通案内
【車】呉市街地から約60分
【公共交通機関】瀬戸内産交バス 沖友天満宮~中国労災病院線「御手洗港」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
現在修復作業中のため,外観のみ見学可能です
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>