恵美須神社本殿・拝殿|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2024年6月17日更新
恵美須神社本殿・拝殿 附覆屋1棟 棟札2枚
えびすじんじゃほんでん・はいでん
県重要文化財 平成8年9月30日
伝承によると昔,千砂という磯に夜々光るものがあり,漁夫が引き上げてみると蛭子の御神像であったので,これを持ち帰り祀ったとのことです。
明確な神社創立の年代は不詳ですが,享保3(1718)年・延享3(1746)年の『大長村差出帳』には,胡壱社として,梁行2.5尺・桁行3.5尺・柿葺と記録されています。また,棟札控えによると,社殿は宝永4(1707)年に再彩色修復,享保8(1723)年に再建されています。また拝殿は,元文4(1739)年に建立,明和元(1764)年に再建,安永8(1779)年に屋根の葺替え(柿→瓦)が行われています。
この頃,御手洗の商業も急速に発展し,蛭子町は問屋街として町の中心であったため,恵美須神社は商売の守り神として信仰も厚く大切にされました。
所在地
豊町御手洗字蛭子町(重伝建地区内)
交通案内
【車】呉市街方面から約60分
【公共交通機関】瀬戸内産交バス 沖友天満宮~中国労災病院線「御手洗港」バス停下車 徒歩約3分
公開情報
外観の見学が可能です
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