民事訴訟の結果について（報告）

産業建設委員会

平成30年9月12日

　呉市が原告となっている訴訟の判決言渡しが平成30年6月15日に広島地方裁判所呉支部において行われ、呉市の請求が認められた。被告である株式会社ゆうとぴあセトウチは、控訴期限までに控訴しなかったため、呉市勝訴の判決が確定した。
（1）事件の概要
  グリーンピアせとうちの指定管理者であった株式会社ゆうとぴあセトウチが平成29年3月1日午前11時をもって中国電力株式会社から電気需給契約を解約されたことを受け、呉市は同時刻に設備や機器への重大な支障、利用者の混乱等を防止するため、同社と電気需給契約を締結した。株式会社ゆうとぴあセトウチは電気需給契約の解約以降も、指定管理者の指定を取り消された平成29年6月8日午前10時までグリーンピアせとうちに係る電気を使用したので、当該電気使用に係る料金として呉市が支払った金額に相当する額（633万6,659円）の支払を求めたが、納期限までに支払わなかった。
　呉市は株式会社ゆうとぴあセトウチに対し、最終催告書により支払を求めたが、これにも応じなかったため、もはや自発的に納付する意思がないと判断し、当該未払いの電気料金相当額及び当該遅延損害金の支払いを求めて訴えを提起した。
（2）判決主文
　被告は原告に対し、633万6,659円及びこれに対する平成29年8月29日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
　訴訟費用は被告の負担とする。
　この判決は仮に執行することができる。