南海トラフ地震の想定震源域における地震活動や地殻変動に特段の異常が認められないことから,8月15日17時をもって『南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)』は終了となりました。
しかしながら,巨大地震の可能性がゼロになった訳ではありません。南海トラフ地震は,今後30年の間に70%~80%の確率で発生すると言われており,近い将来に発生することが確実視されています。
南海トラフ地震が発生した場合,本市においても最大震度6弱の揺れと3.6mの津波により,建物の倒壊や流出,斜面崩壊,地盤の液状化等,大きな被害が予想されます。
市民の皆様には,引き続き,日頃からの地震への備えと地震が発生したら速やかに避難する心構えを持ち,注意しながら通常の生活を行っていただくようお願いいたします。
【日頃からの備え】
1 ハザードマップを用いて,避難場所,避難経路,周辺の危険箇所を把握
2 家族との連絡手段を確認,呉市防災情報メールの受信登録
3 家具の固定,ガラスの飛散防止,建物の耐震化
4 非常持出品,家庭備蓄(食料,水,携帯トイレを最低3日分)の準備
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