ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > まちづくり > 地域の情報 > 旧柴屋住宅/豊地区

旧柴屋住宅/豊地区


旧柴屋住宅 御手洗測量之図

由来

この柴屋住宅は、大長村庄屋役及び御手洗町年寄役を代々勤めていた高橋家 (屋号柴屋) の別宅の一部です。1806 (文化3) 年に伊能忠敬が大崎島の測量をした時に宿舎にしたと伝わっており、建築年次はそれ以前のものと推定されます。
別宅は2つに別れていて、常盤通りを挟んだ向かい側が母屋で、本住宅は向座敷となっていました。「伊能忠敬御手洗測量之図」の右側にこの向座敷が描かれており、土塀で囲まれた広々とした庭には、あずま屋や池が配され、豪著な造りとなっていました。広島藩主が遊覧のため来島した際にここで休憩するなど、本陣として利用されていました。

見所

2004 (平成16) 年に市有形文化財に指定されています。現在は「御手洗町並み保存センター」として活用されており、往時の民具やパネルなどが展示されています。
奥庭の土蔵には「伊能忠敬御手洗測量之図」のレプリカが展示されています。伊能忠敬が測量している様子を描いた実写図は全国でも2点しかなく、いずれも現在、「呉市入船山記念館」に収蔵されています。
「御手洗測量之図」は、忠敬自身の姿が特定できる唯一のもので、2003 (平成15) 年に市有形文化財に指定されています。

施設案内

拝観料

無料

休館日

火曜日(※祝日の場合は,翌日水曜日),年末年始

お問い合わせ

0823-67-2278