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市民の声(令和5年度)


 令和5年度にいただいた市政への提言から、いくつか抜粋して掲載しています。

自転車用ヘルメットの購入費助成

ご意見

 県内市の中には自転車用ヘルメット購入費を独自で補助している。呉市もヘルメット購入費を補助してほしい。

回答

 令和5年4月から自転車利用者の全年齢のヘルメット着用が努力義務化(道路交通法改正)されました。また、昨年制定された「広島県自転車の活用の推進及び安全で適正な利用の促進に関する条例」により、同じく4月から自転車の整備や保険加入義務についての新ルールが整備されました。
 呉市におきましても、自転車損害賠償保険等への加入やヘルメット着用について広く周知するため、市政だより、テレビ広報、自治会への回覧などで安全な自転車利用を呼びかけているところです。
 4月以降、呉市内でもヘルメットを着用している自転車利用者をよく見かけるようになってきましたが、着用率はまだまだ低い状況に変わりありません。普及しない要因としては、法改正から間もないこともありますが、ヘルメットの安全性の認識不足や、未着用でも罰則がないことなど様々な要因が考えられます。
 呉市といたしましても、ご提言いただいたヘルメット購入費補助は、着用促進のための有効な方策の一つとして認識いたしております。
 現段階において、ヘルメット購入費の助成を実施するというお約束はできませんが、現在、補助を行う場合の見込数やそれにかかる予算などについて調査・研究しております。
 これからも安全で適正な自転車の利用を促進するため、警察など関係機関と協力しながら市民の交通安全意識の向上に向けての取組みを推進して参ります。
 今後とも市政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 ※令和6年4月1日以降に安全基準を満たした自転車用ヘルメットを購入された方に、​最大2,000円を助成する制度を開始しました。

グリーンヒル郷原の遊具側公衆トイレの洋式化

ご意見

 和式トイレは、足腰が不自由な方や、足が曲がりにくくなって長時間しゃがんでいることがつらくなられた方にはとても不便なもののため、グリーンヒル郷原の遊具側公衆トイレの全箇所和式トイレを洋式化にしてほしい。

回答

 グリーンヒル郷原の遊具側公衆トイレの洋式化につきましては、トイレの構造等の諸事情から、一部を除いて今年度より洋式に改修する予定です。
 改修期間中はご迷惑をおかけすることも多々あろうかと思いますが、今後も皆様方に安心してご利用頂けるよう努めて参りますのでよろしくお願いします。

 ※遊具側公衆トイレにつきましては、令和6年2月にトイレの洋式化に係る改修を完了しました。引き続き、未整備のトイレにつきましても今後改修する予定です。

道路の損傷

ご意見

 二河球場周辺のレンガが隆起していて危険に感じたため、早急に対応をお願いしたい。

回答

 当該区間は歩道修景化舗装修繕計画で数年後に改修する計画としています。
 応急対策として、段差がある箇所の既存インターロッキングブロック舗装を撤去し、アスファルトで仮復旧し段差を緩和しました。
 また、部分的な不具合や、気付きにくい損傷箇所がございましたら、遠慮なくご指摘ください。

 ※令和6年4月から道路や公園などの不具合を発見した際、お手持ちのスマートフォンから簡単に通報ができるシステムを導入しました。
 ▼詳しくはこちら(呉市道路等損傷通報システム)
 https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/70/reportingsystem.html

日鉄跡地活用

ご意見

 日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区の跡地はどうなりますか?

回答

 日鉄呉地区の跡地については、3月4日に防衛省から「多機能な複合防衛拠点」を新たに整備したいという説明が呉市にありました。
 さらに、3月11日の議会協議会において、防衛省から、市民の皆様の代表である呉市議会にも、説明をいただいています。
 併せて、これについて、日鉄、防衛省、広島県、呉市の4者で協議したいとの申入れがあり、この4者協議を行いました。
 この防衛省による日鉄呉地区跡地の活用は、呉市にとっても重要な選択肢であり、今後、防衛省から丁寧に話を伺うとともに、必要な情報は共有していただくよう要請し、呉市からは、防衛省や日鉄に対し、必要な意見はしっかりと伝えていきます。
 同時に、日鉄呉地区跡地の活用方法は、呉市の将来にとっても非常に重要な事柄であることから、その活用について、様々な可能性を確認しておくため、呉市では、今後、広島県と連携し調査をすることとしています。
 いずれにしても、この日鉄呉地区跡地が、呉市民の皆様にとって、将来に亘り誇りが持てる内容で活用されるよう、取り組んでいきたいと考えています。​