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平成30年7月豪雨災害犠牲者追悼行事を開催しました

平成30年7月豪雨災害犠牲者追悼行事

 平成30年7月豪雨災害から3年となる令和3年7月6日(火曜日) 午前10時から、市役所1階で「平成30年7月豪雨災害犠牲者追悼行事」を行いました。
 今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から献花のみとし、約200名の方に献花いただきました。

 新原市長は、犠牲になられた方々に追悼の意やご遺族へのお悔やみ、被災された皆様へのお見舞いを述べたのち、後世への記憶の継承と「災害に強い幸せで魅力的なまち」となるよう全力で努力していくと誓いました。

市長挨拶写真参列者の献花

   (写真左) 新原市長の挨拶             (写真右) 参列者による献花の様子

市長挨拶

平成30年7月豪雨災害で犠牲となられた方々を追悼するにあたり,ご挨拶申し上げます。
平成30年7月豪雨災害では,呉市で29名もの尊い命が失われました。


3年という時間が経過しても,肉親を失われたご遺族やご友人を失われた皆様におかれましては,その悲しみが癒える日はなかったものと拝察いたします。


あらためて,お亡くなりになられた方々に対し,心より哀悼の意を表します。
そして,被災された皆様,今なお苦しんでおられる方々に対し,お見舞いを申し上げます。

呉市では,災害発生直後から,市民の皆様の御努力はもとより,全国の多くの皆様からの御支援をいただくとともに,自衛隊や警察などの関係機関,国や県,他の自治体の方から多くの御支援をいただき,復旧・復興に向けて取り組んでまいりました。

豪雨災害から3年を迎え,被害を受けた施設やインフラなどの多くは,復旧や更なる強靱化が進んできております。
また,住まいの再建も着実に進んでおります。昨年7月には,天応地区に災害公営住宅が完成いたしました。
来月には,ご自宅の再建が終わられることなどから,みなし仮設住宅にお住まいの方々全員が,日常生活の場所にお移りになる予定となっています。


これからも被災された方々のお気持ちに寄り添い,被災された方々が,被災前の穏やかで幸せな日常を一日も早く取り戻すことができるよう,引き続き,全力で取り組んでまいります。

先の豪雨災害で,突然,かけがえのない命を奪われた方々の無念さ,そして,残されたご遺族の深い悲しみを,私たちは決して忘れることはありません。


この豪雨災害の記憶を忘れることなく,市民の皆様とともに確実に後世に伝えてまいります。また,これからも, 故郷(ふるさと)・呉市が一層「災害に強い幸せで魅力的なまち」となるよう,全力で努力することを改めてお誓いし,追悼の言葉といたします。

 

令和3年7月6日  呉市長 新原 芳明