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令和2年度 中核市市長会「災害対応・防災力の強化プロジェクト」

中核市市長会 「災害対応・防災力の強化プロジェクト」

 中核市市長会は、中核市の市長で組織する団体で、令和2年4月1日現在、中核市市長会議呉市を含む全中核市の60市が加入しており、中核市相互の緊密な連携のもと、中核市行財政の円滑な運営及び進展を図ることで、地方分権の推進に資することを目的として様々な取組を行っています。

 この取組の一環として、中核市市長会では、毎年度、中核市共通の課題について、国等への提案・要望などを行うための調査研究活動を実施しています。

 令和2年度、呉市は昨年度に引き続いて「災害対応・防災力 の強化プロジェクト」に参加し、防災・減災に向けた各市の取組などの意見交換や情報共有を行いながら、災害対応・防災力の強化に向けた国への提言の取りまとめを行うこととしています。

 

「災害対応・防災力の強化プロジェクト」の目的、取組内容等について

1 目的

 令和元年は、地震、豪雨、台風により、多くの中核市で甚大な被害が発生し、今後も、南海トラフ地震や直下型地震、台風や集中豪雨などによる自然災害は全国のどこでも発生する可能性があります。

 自然災害により、これまで整備を進めてきた都市基盤を失うことによる社会的・経済的な損失は計り知れないものであり、これらの災害からの被害を可能な限り抑止する事前防災・減災の取組や復旧・復興は、非常に重要となっています。

 「災害対応・防災力の強化プロジェクト」は、こうした状況を踏まえ、各市における災害対応や防災力の強化に向けた課題を共有するとともに、国に対し、中核市が必要とする支援に関する提言を行うことを目的とした取組を進めます。

 

2 取組内容

 各市における防災・減災の取組の現状や課題について、また、被災市においては、災害からの復旧・復興の現状や課題等について意見交換を行い、災害対応・防災力の強化に向けた提言のとりまとめを行います。

 

3 具体的な調査研究事項

各市の防災・減災に関する取組や課題を共有するとともに、課題の解決に向けた国への提言を作成します。

ハード面(河川改修、土砂災害対策など)/ソフト面(自主防災組織の育成強化、消防団の活動支援など)

各市における自然災害の被災経験などを踏まえた、災害からの復旧・復興に関する取組や課題を共有するとともに、課題の解決に向けた国への提言を作成します。

ハード面(公共施設の復旧など)/ソフト面(被害認定調査の効率化、被災者支援制度の拡充、受援体制など)

 

4 会議の開催状況

第1回プロジェクト会議 (令和2年10月29日(木曜日)/岡山県倉敷市/新原市長出席)

(主な内容) 中核市市長会プロジェクト会議

  • 提言案について意見交換、承認

 

※新型コロナウイルス感染症対策のため、会議の開催は1回のみ。
  (書面審議等を実施)

 

5 国への要望活動

 中核市市長会の役員市が、令和2年11月11日、中核市市長会議において採択した3つのプロジェクト提言及び令和3年度税制改正に関する要請について、自由民主党、公明党、内閣府、総務省へ提出し、提言活動を実施。

 

中核市市長会について

 中核市市長会の活動状況などについては、中核市市長会ホームページ<外部リンク>をご覧ください。

 

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