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交通対策プロジェクト

災害に強い交通体系の再構築を目指して

施策の方向性

 災害時の交通マネジメントの視点から、災害に強い交通体系を再構築するとともに、災害時の代替交通の確保や渋滞対策、さらに災害に備えた新たな交通拠点の在り方の検討に取り組みます。

主な取組

1 交通の強化・確保・渋滞対策

災害に強い交通体系の整備

 被災した幹線道路の早期復旧とともに、広島呉道路の4車線化をはじめ、呉平谷線(上二河~此原区間)などの整備促進など、幹線道路網の改良復旧・機能強化について、引き続き、国・県などに要望を行っていきます。
 大規模輸送力に優れたJR呉線について、さらなる定時制の確保が図られ、災害に強い公共交通となるよう、引き続き、関係機関などに要望を行っていきます。

代替交通の確保、渋滞対策

 今回の災害では、JR呉線や路線バスの不通による通勤・通学などへの影響を抑えるため、災害時緊急輸送バスの運行や災害時緊急輸送船の運航が実施されるとともに、通勤・通学向けバスとしては全国初の試みとなる、災害時BRT(Bus Rapid Transit)を実施しました。
 また、山陽自動車道の料金調整による東広島呉自動車道を経由した広島~呉間の広域災害時BRTにより呉インターチェンジから広島呉道路に進入するバス迂回の誘導を試みたほか、渋滞箇所における緊急交差点改良なども実施しました。
 ソフト対策としては、市ホームページ上に「道路通行規制情報」などを公表し、随時更新を行うことで交通情報の提供に努めるとともに、災害時バス位置情報システムの試行運用により、バスの利用促進にも努めました。
 今後の災害発生時においても、定時性が確保されるよう、今回の取組の検証として、JRや路線バス(クレアライン線)の利用者等へのアンケート調査(交通実態調査)を実施し、今後の災害に備えた代替交通の確保や公共交通情報の提供、渋滞対策の検討を進めていきます。
 

災害に備えた新たな交通拠点の在り方検討

 今後の大規模災害時に、公共交通の被害が通勤・通学などの市民生活や経済活動などに与える影響を最小限に留めるためには、広域的な視点での交通マネジメントの検討が必要です。
 このため、国・県と連携し、有識者、交通事業者及び経済団体等で構成する「広島・呉・東広島都市圏災害時交通マネジメント検討会」において、今後の災害に備えた対策・体制について検討を進め、平時から交通需要抑制も含めた包括的な交通マネジメントを実施していきます。
 また、今回災害時緊急輸送バスや災害時緊急輸送船の発着場所として重要な役割を果たした呉駅周辺地域を、防災拠点としても機能する総合的な交通拠点として再整備するため、有識者等で構成する「呉駅周辺地域総合開発に関する懇談会」からの提言を踏まえ、その在り方について抜本的な検討を進めていきます。

交通基盤の強靭化ロードマップ

交通基盤の強靭化ロードマップ