インフラ強靱化(上下水道)プロジェクト
災害に強い安全・安心な上下水道の構築に向けて
施策の方向性
仮復旧した上下水道施設の早期の本復旧や強靭化を進めるとともに、浸水対策を実施するなど、災害に強い上下水道の構築に取り組みます。
主な取組
1 上下水道施設の復旧・強化
災害に強い上水道及び工業用水道施設の整備
道路・河川などの被災により破損した管路について、関係機関と調整を図りながら道路などの復旧工事に合わせて本復旧を進めるとともに、川尻地区の柳迫第1ポンプ所は、土砂災害のリスクの少ない場所において整備を行います。
また、二級水源地の早期復旧を行い、関係機関やユーザーと調整を図りながら送水を再開するとともに、土砂による施設の損壊、機能停止を防止するための土砂災害対策にも取り組んでいきます。
老朽化した施設については、計画的な改築更新、耐震化などによる施設の強靭化を図るとともに水道施設が被災した場合に、各水系間で水を融通して断水範囲を縮小できるようバックアップ施設などの検討を行い、災害に強い上水道施設などの構築を目指していきます。
さらに、今回の災害に伴う応急給水活動の検証結果を踏まえ、災害時に必要な水道水を効率的に届けられるよう応急給水体制を強化していきます。
災害に強い下水道施設の整備、浸水対策
道路・河川などの被災により破損した管路について、関係機関と調整を図りながら道路などの復旧工事に合わせて本復旧を進めるとともに、浸水により機能停止した安浦地区などのポンプ場施設の機能保全対策にも取り組んでいきます。
老朽化した施設については、計画的な改築更新、耐震化などによる施設の強靭化を図ることにより、災害に強い下水道施設の構築を目指していきます。
また、浸水(雨水)対策では、近年、浸水被害が多発している地区において、発生頻度の減少や被害の軽減を目的とした、雨水排水施設の整備を推進します。