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日本製鉄(株)「呉閉鎖 前倒し示唆」報道について(令和2年5月9日付け中国新聞記事)(市長メッセージ)

5月9日付け中国新聞に,5月8日の電話記者会見における日本製鉄(株)社長の発言として,日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区の閉鎖方針について「前倒しで実行できるよう最大限の努力をする」との記事が掲載されました。

このことについて,瀬戸内製鉄所呉地区を通じてあらためて日本製鉄(株)に確認したところ,

「記者会見時の『前倒しで実行できるよう最大限の努力をする』との社長の発言は,極めて厳しい経営環境ゆえ,対応すべき施策については,前倒しの実行に努めているという「総論」を述べたものです。コロナをきっかけとした需要減については,構造的影響が残る可能性があり,それに対応するためには,諸計画の前倒し実行が必要になる可能性は排除できません。その検討にあたっては,諸条件のしっかりした見極めが必要であると考えております。」

との説明を受けました。

これに対して,呉市長として,本日,瀬戸内製鉄所呉地区を通じて日本製鉄(株)に対し,「記者会見等では誤解の生じないよう注意深く発言願いたい。何事も地元へは十分な説明を行い,地元と十分な調整を行っていただきたい。」旨の申し入れを行いました。

いずれにしましても,日本製鉄(株)には引き続き存続を含めた計画内容の見直し要望と,合理化計画に関する手順についての丁寧な説明と情報開示を求めて行く所存です。

令和2年5月11日
呉市長  新原芳明