呉市消防局の隊員が,令和7年8月30日(土曜日)に兵庫県で開催される第53回全国消防救助技術大会(陸上の部)に出場します。
全国消防救助技術大会とは
救助技術の高度化に必要な基本的要素を錬磨することを通じて,消防救助活動に不可欠な体力,精神力,技術力を養うとともに,全国の消防救助隊員が一堂に会し,競い,学ぶことを通じて,他の模範となる消防救助隊員を育成し,全国市民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的として,昭和47年から毎年(大規模災害や新型コロナウイルス感染症の蔓延を鑑みた中止等を除く。)開催されています。
出場職員の紹介
東消防署 消防士長 窪田 壮馬(くぼた そうま)
喜びを分かち合う予選会に一緒に出場した呉市消防局の仲間たち
(前列右から2番目が窪田消防士長)
出場種目
●はしご登はん
塔前5メートルからスタートし,自己確保の結索を行った後,垂直はしご15メートルを登はんし,その安全確実性と所要時間を評価する訓練です。
自己確保の結索とは,高所作業や救助活動などで,ロープを使って自分自身の安全を確保するものです。
結索は,災害活動や人命救助活動等においても欠くことのできない最も重要な技術の一つです。
出場までの道のり
令和7年7月23日(水曜日)に広島市で開催された中国地区の予選会において,広島県内の消防本部から出場した訓練隊員の中で見事1位を獲得しました。
【記録:15秒05】
(広島県内で出場した訓練隊員10名中1位,中国5県で出場した訓練隊員30名中3位)
2名いる訓練隊員のうち,左手前が呉市消防局の窪田消防士長
上の画像をクリックすると,大会の動画がご覧いただけます。
2年連続の快挙
昨年度の第52回全国消防救助技術大会(陸上の部:「ほふく救出」58チーム中6位)に続く2年連続の全国大会への出場となります。