呉市は,明治22年(1889年)に呉鎮守府が開庁し,海軍工廠,海軍病院,海軍水道等の 都市基盤が整備され,東洋一の軍港,日本一であり世界でも有数の海軍工廠のまちとして栄 えました。 戦後は,戦前から培われてきた技術が新しい技術と結びつき,地域産業の発展のみなら ず,日本の近代化・発展に大きく貢献してきました。 令和元年(2019年)は,呉鎮守府の開庁から130周年の記念すべき年に当たることか ら,海上自衛隊呉地方総監部をはじめ,様々な機関・団体に御賛同をいただき,日本遺産 「呉鎮守府」開庁130周年記念事業実行委員会を設立し,記念事業を実施してまいりまし た。 本事業は,呉市発展の礎となり,明治期の日本の近代化を牽引した呉鎮守府とその歴史 を次世代に伝え継承するとともに,呉鎮守府開庁130周年の節目の年を呉市の観光Prに 活用することにより,多くの来訪者をお迎えすることで,平成30年7月豪雨災害からの復興 の一助とすることを目的としておりました。 期間中,新型コロナウイルス感染症の影響により,一部の事業が中止または延期となりま したが,多くの市民の御協力と御賛同をいただき,主催事業5事業を含む69事業に,延べ約 85万人の方が参加されるなど,成功裡のうちに事業を終えることができました。 ここに本事業終了の報告をいたしますとともに,関係各位に対しまして感謝申し上げます。
令和2年9月吉日
日本遺産「呉鎮守府」開庁130周年記念事業実行委員会 共同代表 呉市長 新原 芳明 呉商工会議所会頭 神津善三朗 呉市議会議長 森本 茂樹
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