令和6年6月4日に職員表彰を実施しました。
この度,職員表彰を実施しました。 職員表彰は,職員の職務における貢献とそのための努力などを表彰し,職員のモチベーションを高めることにより,組織の活性化を図ることを目的とするものです。 表彰対象となった取組は,「職員表彰一覧」の通りです。いずれも,市民の皆様の安全・安心な暮らしと呉市の発展のために,職員が創意工夫を凝らし,困難な状況を乗り越えて推進したものです。 今後も,呉市職員一人ひとりが,市民の皆様一人ひとりに寄り添い,より安全・安心で,そして住み続けられる街を目指してまいります。
令和6年6月4日 呉市長 新原 芳明 |
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表彰を受けた者 |
表 彰 事 由 |
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危機管理監,参事及び総務部危機管理課 代表して,危機管理監
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【 平成30年豪雨災害の初期対応及び復旧・復興 】 ・初期対応 平成30年豪雨災害では,災害対策本部を迅速に立ち上げ,防災関係機関と連携した災害初動体制を確立し,被災者や行方不明者の救助に全力を注ぐとともに,被害状況の把握に努めた。また,迅速な支援物資の配布など,避難者ニーズに対応した避難所運営を行った。さらに,避難所における避難者への対応では,保健師は避難者への個別の健康相談を実施する外,感染症予防のための環境整備,熱中症の予防や対策,長期避難者の健康管理や退所支援などに従事し,避難所での健康管理や心のケア,衛生指導に尽力した。 特に,被災当初における迅速な救助活動に際しては,消防局職員は一丸となって対応にあたり,市民の安全と生活を守るために尽力した。また,断水被害では,上下水道局を先頭に市役所一丸となって,被害を最小限に抑え,早期復旧を実現するための懸命な努力をするとともに,避難所等への給水など,被災者への支援に尽力した。
・復旧・復興 平成30年9月に災害復興本部を設置し,被災者支援プロジェクトなど9つのプロジェクトを立ち上げ,全庁的に復旧に取り組んだ。その後,平成31年3月に復興計画,令和元年9月に復興計画(地区計画)を策定し,災害に強い幸せで魅力的な都市を目指して,計画に基づき復旧・復興事業に取り組んだ結果,災害復旧事業については,令和5年度末をもって,全ての事業が完了することとなった。
その功績は顕著であり,全職員の模範となるものとして,表彰する。
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復興総室 代表して,復興総室長
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福祉保健部保健所 代表して,西保健センター長及び東保健センター長 |
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上下水道局 代表して,上下水道局長
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消防局 代表して,消防局長
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福祉保健部保健所 代表して,福祉保健部長
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【 新型コロナウイルス感染症への対応 】 新型コロナウイルス感染症への対応では,市民の健康と安全を守るために迅速かつ効果的な対策を講じ,市民への安心感の醸成及び感染拡大の防止のため,積極的な情報発信を行った。また,感染症患者の急激な増加に対しては,県や医師会等の医療機関の協力の下,医療や検査体制の整備に取り組んだ。さらに,新しい生活様式への迅速な適応と社会経済活動の維持を図った。
その功績は顕著であり,全職員の模範となるものとして,表彰する。
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休止発表(令和2年2月)後の 令和元年度から令和5年度までの 商工振興課及び観光振興課
商工振興課を代表して,商工振興課長
観光振興課を代表して,観光振興課長
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【 日本製鉄等の企業撤退による再雇用・協力会社支援等対策 】
全面休止は,呉市にとって大きな経済的損失と社会問題を引き起こす可能性があったが,担当者は粘り強い交渉と関係者との調整により,次の成果を上げ,呉市の発展に大きく貢献した。
・雇用維持への貢献 日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区の全面休止に伴い,約3,000人の従業員の雇用が失われる可能性があったが,担当者は関係者と協議を重ね,希望退職者の募集や再就職支援など,様々な施策を実施することにより,雇用維持に大きく貢献した。
・経済的損失の最小化 日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区の全面休止は,呉市の経済に大きな打撃を与える可能性があったが,担当者は新たな企業誘致や産業振興策を推進することにより,経済的損失を最小限に抑えることに貢献した。
・地元商店街のにぎわい対策と販路拡大による経済活性化 地元商店街のにぎわいを維持し,商店街イベントの企画運営,空き店舗対策,地元産品の販路拡大に努めた。
・観光客誘致による地域振興への貢献 観光振興計画を作成し,当該計画に基づく取組を実施し,その取組の中でも特に,新たな観光体制の構築に向け,着実に努力した。また,観光キャンペーン及び観光客向けの情報提供を効果的に実施し,呉市の魅力を発信し,観光客誘致に努めた。
その功績は顕著であり,全職員の模範となるものとして,表彰する。
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総務部総務課 専門監(法務担当) 野村 幸保(令和5年度当時)
令和4年度及び令和5年度の総務課法務グループ 代表して,総務課法務グループリーダー |
【 市役所全体の法務力の向上への貢献 】
近年,多様化・複雑化する住民ニーズに対応して,幅広い視点から法的検討を踏まえた対応を求められる中,本市初の組織内弁護士として,各担当課からの多種・多様な法務相談案件等に対して,法的・専門的見地から迅速・的確な助言を行うことにより,法的視点から迅速な検討と対応が求められる場面において,各担当課が法的根拠を持って対応に臨めるようになったことで,市役所全体の法務力の向上に大いに貢献した。 また,組織内弁護士が所属する総務課法務グループは,グループリーダーを中心に組織内弁護士と連携し,市役所の法務相談体制を整備し,法的な問題への迅速な対応を可能とし,行政手続の円滑化やリスク管理の強化に大きく貢献した。
その功績は顕著であり,全職員の模範となるものとして,表彰する。
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音戸市民センター職員(令和5年度)13名 センター長 大窪 敏幹 副センター長(再任用) 岩田 茂宏 課長補佐 沖井 二美子 課長補佐(再任用) 海田 茂 主査 廣段 俊三 主任 花岡 真司 再任用 加島 正一 再任用 上瀬 美穂 会計年度任用職員 梅林 朱海 会計年度任用職員 吉本 恵美 会計年度任用職員 竹林 裕子 会計年度任用職員 道佛 緑 会計年度任用職員(地域おこし協力隊員) 杉山 優之助
代表して,音戸市民センター長 |
【 地域活性化,文化の継承,地域の交流及び広域連携への貢献 】 (「音戸清盛祭」,「早瀬大橋開通50周年記念事業」)
令和5年度,音戸町において地域固有の歴史・文化,地域資源,立地等を活かした地域イベントとして「音戸清盛祭」,「早瀬大橋開通50周年記念事業」の2つの大きなイベントが開催された。いずれも実行委員会主催の事業であるが,音戸市民センター職員はその事務局等として開催に尽力し,地域活性化はもとより,文化の継承,地域の交流,江田島市との広域連携に多大な貢献をした。
音戸清盛祭 開催日 令和5年5月28日(日) 早瀬大橋開通50周年記念事業 開催日 令和5年10月22日(日)
特に,イベントの円滑な実施に向け,各種機関や団体,地域住民等との調整や事前準備等,多岐にわたる業務を主催者と連携しながら着実に,計画的に進め,イベントを成功に導いた功績は顕著である。 例年実施する事業に加え,年間に2つの大きな地域行事・イベントを開催することは多大な労力等を必要とするが,市民センター長の指揮のもと,職員が相互に連携・協力し,職員の総力を結集し一丸となって業務に取り組んだことを他の模範となるものであり,評価に値する。 また,音戸市民センター職員は,音戸町魅力化推進協議会のメンバーとして「カキロゲイニング」や「イロサクレ音戸」などのイベントに関わるとともに,農林水産省のSAVOR JAPANの指定を受けたインバウンド誘致事業や音戸湾内街並み整備のための計画づくりにも関わり,音戸町の地域活性化に貢献した。
その功績は顕著であり,全職員の模範となるものとして,表彰する。
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環境部環境業務課 主任 沖政 育邦 統括主任 黒川 正敏 |
【 人命の保護 】 (ごみ収集支援事業「すこやかサポート事業」の業務に従事中の 救護活動)
環境業務課の所掌する高齢者等を対象としたごみ収集支援事業「すこやかサポート事業」の業務に従事中,対象者宅での異常を敏感に察知し,ほぼ意識不明の状態で倒れていた対象者を発見したことから,躊躇なく賢明な救護活動を行い,対象者が大事に至る前に救急隊員へと無事引き継いだことにより,人命の保護に貢献した。
その功績は顕著であり,全職員の模範となるものとして,表彰する。
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