子宮頸がんは,20歳代後半以降から増え,特に30~40歳代の女性で近年増加傾向にあるがんです。
子宮頸がんはHPV(ヒューマンパピローマウイルス)への感染がきっかけとなります。感染してもほとんどの場合は一過性ですが,ごく一部の人で感染が継続し,長期間を経てがんにいたることがあります。HPVは,一度でも性交渉の経験があれば感染している可能性があります。
子宮頸がんは感染から発症まで,5~10年かかり,早期には自覚症状がありません。早期のうちに治療すれば,90%以上が治ります。
※ここで言う「治る(=治癒)」とは,診断時からの5年相対生存率です。相対生存率は,がん以外の原因で亡くなる人の影響を除いた数値です。(出典:全がん協加盟施設における5年生存率2011-2013)
対象者 | 呉市在住の20歳以上の女性 | |
---|---|---|
検査方法 |
視診・細胞診 大きな綿棒などで子宮の入り口を軽くこすって細胞を採取します。痛みはあまりありません。 |
|
料金 | 個別健診 | 1,000円 |
集団健診 | 900円 | |
場所 | 個別健診 |
実施医療機関 ※呉市の子宮頸がん検診の実施を検討してくださる医療機関は,福祉保健課までご連絡ください |
集団健診 |
西・東保健センター,呉市医師会病院,各保健出張所等 |
|
●「健康保険証等」(住所 ・ 氏名 ・ 年齢 が分かるもの)
● 料金
事前に「呉市検診料金無料券」の交付申請の手続きを行ってください。
手続きは,福祉保健課,西・東保健センターまたは各保健出張所お越しいただくか,郵送でできます。
・呉市検診料金無料券交付申請書 [PDFファイル/185KB]
予約時に市民税非課税世帯であることをお知らせください。
問診票などと一緒に郵送します。
交付された無料券は検診受診当日持って行き,集団健診受付時に提出してください。(検診料金自己負担額の事後清算はできません。)
呉市福祉事務所(生活支援課)が発行する「被保護者証明書(緊急時受診用)」を持って行ってください。
次の年齢の人が配布対象となります。
子宮頸がん検診 | 20~21歳 (平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの人) |
---|
※無料クーポン券が届く前に受診された場合は,市へ手続きすることで自己負担相当額が返ってきます。(手続きには領収書が必要となります。)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、Adobe社サイト<外部リンク>からダウンロードしてください。(無料)