サポートファイルとは
〇障害のある人は,成長していく過程で,福祉,医療,教育など様々な分野の機関や専門家などの支援を受けています。
〇このサポートファイルは,こどもの生育歴など詳細かつ正確な情報を記録する広島県内共通の様式であり,支援者が変わっても一貫性のある支援を可能にするためのツールとして誕生しました。
サポートファイルにできること
〇障害のある人の成長過程,支援内容など,過去から現在にかけての本人に関する情報の整理が可能となり,詳細かつ正確な情報が伝わります。
〇保護者が病院,学校,福祉施設などで同じ説明を繰り返し行わなければならない状況の改善につながります。
〇保護者の監護能力が低下し,または死亡したときなどに,支援者に対し必要な情報提供ができます。
〇障害のある人の理解の促進につながり,本人の生活環境が変わっても,地域生活における一貫した継続的な支援が受けられるようになります。
サポートファイルの改定について
〇令和2年9月にリニューアルし,障害福祉施策改正内容の反映や,様々な特性に応じて活用できるよう項目の追加等の見直しを行いました。
◇◆◇リニューアル内容◇◆◇
*各期の記入ファイルが2つになりました。
・基本のファイル:全員が書きます。
・付録のファイル:必要なページを取り出して書きます。
*各期のファイルの内容が充実しました。
*学校の先生や支援員さんとの語らいのページができました。
*新しく「親心の記録」ファイルを作成しました。
・権利を守る制度を含む,親の高齢化・親亡き後のためのファイルです。
サポートファイルの利用について
入手方法
〇サポートファイルは,障害福祉課の窓口で配布しています。在庫に限りがありますので,配布を希望される方は,事前に障害福祉課へご連絡ください。
〇サポートファイルのデータは,このページからダウンロードできます。
〇広島県のホームページからもダウンロードすることも可能です。(ワードファイルもあります。)
利用方法
*健康や育ち,くらし,特性などを記録しておき,ご本人のことをよく知ってもらうために活用してください。
*記入は,ご家族や支援者など,ご本人のことをよく知っている人が行ってください。
*ご本人の成長や変化に伴い,時々書きかえをする必要があります。
*ファイルの管理は,保護者の責任において行ってください。
支援者の方へ
*本人の個人情報のほか,支援者や関係機関の情報も記載されていますので,プライバシーの保護に十分配慮してください。
*保護者が許可した支援者だけがサポートファイルを活用できます。
*支援に関係のない第三者への情報提供,承諾なしにコピーして二次的に使用することを禁止します。
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、Adobe社サイト<外部リンク>からダウンロードしてください。(無料)