後期の固さは?
後期は歯ぐきで食べ物をつぶして食べる時期です。厚焼き卵程度の歯ぐきでつぶせる固さにします。野菜は5~7ミリ程度の大きさにし,柔らかく調理しましょう。
後期の味付けは?
だし汁を中心にして,大人より薄めの味付けにします。しょうゆ・食塩・みそ・砂糖に加え,酢やケチャップなどの調味料が使えるようになります。
離乳食を食べる量にムラがあるのですが?
この頃は,食べる量や好みなど,食べ方に個人差が出てくる時期です。特に初めて口にするものや食べ慣れないものは,なかなか受け入れられないものです。食べなくても食卓に並べることに意義があります。日にちを空けて再度チャレンジしてみましょう。
9か月になったらフォローアップミルクに代えた方がよいですか?
離乳食が順調に進んでいれば,フォローアップミルクに代える必要はないでしょう。
手づかみ食べはなぜ大切なのですか?
手づかみ食べは自分で食べようとする意欲の表れです。赤ちゃんにとって大切な通過点になりますので,手づかみができるように食パンをスティック状に切ったり,手でつまめるように野菜のやわらか煮など用意してあげましょう。
手づかみ食べが上手になると,目と手と口協調して働くようになり,スプーンやフォークなども上手に使えるようになります。
初めのうちはこぼしたり,ひっくり返したりして周りを汚してしまいますが,赤ちゃんの「自分で食べたい」という意志を大切にして,あたたかく見守ってあげましょう。