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レッドリボンの話


2021年にレッドリボンは30周年になりました

レッドリボンを知っていますか?

みなさんは胸に付けたレッドリボンを見たことがありませんか?
このレッドリボンは,エイズに対する理解と支援の象徴です。
このレッドリボンの意味を知り,身につけることで
 「私はエイズに関して偏見を持っていません!」
 「私はエイズとともに生きる人々を差別しません!」

というメッセージを伝えることができます。

レッドリボンの歴史

レッドリボン(赤いリボン)は,もともとヨーロッパに古くから伝わる風習のひとつで,病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものです。
このレッドリボンがAIDSのために使われはじめたのは,アメリカでAIDSが社会的な問題となってきた1980年代の終わり頃でした。このころ,演劇や音楽などで活躍するニューヨークのアーティストたちにもAIDSが広がり,AIDSに倒れて死んでいくアーティストが増えました。
そうした仲間に対する追憶の気持ちとAIDSに対する理解と支援の意志を示すためにレッドリボンをシンボルにした運動が始まりました。
この運動はやがて,その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し,UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。

 レッドリボンが意味するもの

 エイズにより死去した人への追悼 エイズに苦しむ人々への理解と支援
      HIV感染予防に対する関心の呼び起こし等 HIV感染者に偏見・差別を持っていない