耐震改修工事を考えたいけれど,実際にどういう工事をするの?と不安な方のために実際の耐震診断の状況・耐震改修工事の施工状況をご紹介いたします。
建物用途: | 専用住宅 | ![]() |
構 造: | 木造在来工法(2階建て) 竣工年:昭和49年 |
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床仕様: | 火打ち+荒板 | |
屋 根: | 瓦葺き(一部:瓦棒葺き) | |
外 壁: | モルタル下地の上吹付けタイル | |
内 壁: | 土塗り壁(小舞)の上綿壁t=80 | |
基 礎: | 無筋コンクリート布基礎 ※平成17年度呉市木造住宅耐震診断済 |
外壁の亀裂 |
内壁の亀裂 |
浴室タイルの亀裂 |
北側の大きな開口部 |
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上記の北側の大きな開口部に耐震壁を新設しました。 |
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筋かいを新たに取り付け金物で補強しました。 |
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地震の際,柱が引き抜かれるのを防ぐため金物で柱接合部を補強しました。 |
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震壁には筋かいや構造用合板だけでなく,既存の窓部にも新設できる格子状のものもあります。 これにより窓をそのまま残すことができます。 |
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工事着工前1:既存の壁 |
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工事着工後1:床から天井までの耐力壁を取り付け,耐力を確保しました。 |
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工事着工前2:既存の壁 |
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工事着工後2:床から天井までの耐力壁を取り付け,耐力を確保しました。 |