食品ロスとは,食べられる(食べ残しや手つかず等)のに捨てられてしまう食品のことで,3010運動とは,宴会時の開始後30分と,終了(お開き)前10分を,離席せず食事をしてもらうことで、飲食店や宴会場での食品ロスを減らす運動です。
→環境省HPhttp://www.env.go.jp/recycle/food/3010pop.html<外部リンク>
農林水産省と環境省の推計(令和5年度)では,全国で年間約464万トンの食品ロスが排出されています。これは,日本人1人当たりに換算すると1年で約37kgを捨てているのと同じことになります。
呉市でも,家庭から出た燃えるごみのうち,食品ロスが9.9%を占めています。(令和6年9月実施の組成調査)
「呉氏のおうちで3010運動」は,冷蔵庫の中を定期的(毎月10日と30日の2日)にチェック・整理する習慣をつけることにより,食品の使いきりや食べきりを推進し,呉市が提案する家庭から発生する食品ロスを削減する運動です。
家事の時短や食費の節約にもつながるので,今すぐ始めてみませんか。
また,これを機に,「もったいない。」という意識を大切にしていきましょう。
運動の開始に当たり,冷蔵庫貼付用の呉氏のオリジナルマグネットを環境政策課で配付しています。

その他,すぐできる家庭での取り組みを紹介しますので,実践してみましょう。
量り売りやばら売り等を活用して買いすぎないようにしましょう。
また,買い物に行く前には,冷蔵庫や食品棚の在庫を確認しましょう。
料理をする時は,無駄なく使いきりましょう。
また,余った時も,一工夫して食べたり,適した保管をしましょう。
さらに,賞味期限や消費期限の意味を正しく理解して商品を買いましょう。
食べきれる分だけ調理し,食卓では残さず食べましょう。