令和6年3月3日(日)、呉市生涯学習センター音楽ホール(つばき会館4階)において、「最期まで自分らしく生きるために~知っておこう!在宅医療・介護と人生会議のこと~」をテーマに、令和5年度 市民と医療・介護関係者のための合同公開講座を開催しました。
寸劇「医療と介護が必要になっても 私らしく生きる このまちで」を通して、在宅医療や介護、人生会議について、最期まで自分らしく生きるために何が必要か、参加者の皆さんと一緒に考えました。
高血圧と不整脈があり心不全とアルツハイマー型認知症の初期と診断された男性とそのご家族のお話を例に、医療と介護の連携が求められる「入退院支援」「日常の療養支援」「急変時の対応」「看取り」の4つの場面と「人生会議」のイメージがつかめるよう、寸劇と解説を組み合わせて構成しています。在宅医療や介護に携わる専門職が演じています。
(1)オープニング&エンディング編
開始前の円陣で士気を高めました。終了後のカーテンコールは劇団そのものです。
(2)入退院支援編
退院するにあたり、太郎さんとご家族が退院後も安心して生活できるよう「退院前カンファレンス」という話し合いが行われます。退院支援の様子を見ることができます。
(3)日常の療養支援編
医療と介護が必要な状態の太郎さんの日常生活の様子です。様々な訪問系サービスと関わる専門職の様子を見ることができます。
(4)急変時の対応編
太郎さんが倒れてしまいます。救急要請から救急搬送までの流れで、急変時における救急隊との連携に必要な情報や連携の様子を見ることができます。
(5)看取り・人生会議編
太郎さんにとって最善と思える過ごし方や最期について、話をしていなかった家族は悩みます。そして太郎さんの最期を振り返りながら、妻花子さんの希望や思いを家族で共有し、人生会議をします。
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