上水道が整備されていない郷原町大積地区で,令和2年11月25日,地下水を利用した新しい飲料水の供給施設の利用が始まりました。
呉市はほぼ全域に上水道が普及していますが,大積地区は,町の中心部から離れた高地にあるため,配管に莫大な費用が掛かり,整備が困難でした。
これまでは高低差を利用して川の水を受水槽に引き込み,その水をろ過し,殺菌して各家庭に配水していました。
ろ過槽の清掃作業は重労働ですが,地元の住民が交代で,週二回及び降雨の都度,50年以上にわたって暑い夏も,寒い冬も行ってきました。
しかし地区の高齢化や人口減少により,管理していくことが困難になり,井戸の掘削を決断しました。
整備費は約700万円かかり,呉市が4分の3を負担しました。
地下117mから電動ポンプでくみ上げる水は水質が良く,ろ過する必要がなくなりました。
この日は,現地で地元住民や新原芳明市長が出席した落成式を行い,地区の長年の悲願が叶った事をお祝いしました。
引用 中国新聞 令和2年11月26日記事