東郷元帥ゆかりの銀杏の木 帰郷プロジェクトとして,昨年12月に英国から輸入され,広島市植物公園において一時的に栽培されていた銀杏の苗木を,7月1日,入船山記念館(旧東郷家住宅離れ横)に植樹しました。
植樹式では,プロジェクトの推進にご尽力いただいた皆様に見守られる中,植樹及び銘板の披露が行われ,国内で初めて,東郷平八郎ゆかりの地に里帰りすることができた喜びを分かち合いました。
19世紀後半,英国西部ウェールズのペンブロークの造船所で日本海軍の軍艦「比叡」が建造されました。「比叡」の進水式の際,日本政府から感謝の印として銀杏の木が贈られ,イギリス海軍の官舎の庭に植えられました。東郷平八郎が「比叡」を日本に回航したことから,ペンブロークでは,「東洋のネルソン」東郷元帥ゆかりの銀杏として語り継がれてきました。
ウェールズの郷土史家デービッド・ジェームズ氏を中心とする地元住民により,この銀杏の木から挿し木で得られた苗木を,日本国内の東郷元帥ゆかりの地に植樹する帰郷プロジェクトが企画されました。
【植樹セレモニーの様子】
ある英国仏文学者が 青年時代に見た終戦直後の日本<外部リンク>
戦後の呉に英連邦軍の一員として駐留したイギリス人仏文学者マイケル・スクリーチ氏によって語られた戦後日本の進駐体験のオーラルヒストリーが記されております。
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