呉市内で建築・擁壁・盛土・切土等の土木工事や開発事業を行う場合は,埋蔵文化財を保護するため,その計画地内の遺跡の有無について確認をする必要があります。
市内の埋蔵文化財包蔵地については,広島県教育委員会の『広島県遺跡地図』により確認可能ですが,その範囲が明確でないものも多く,地図に示された範囲外にも存在する可能性があります。さらに,周知の埋蔵文化財包蔵地でない場所でも,新たに包蔵地が判明する場合もあります。そのため,工事を計画される場合は「周知の埋蔵文化財包蔵地」の有無にかかわらず,必ず文化振興課でご確認をお願いいたします。
工事を計画した場合,可能な限り早い段階で「協議書」を提出し,工事予定地内の埋蔵文化財の有無について確認してください。開発行為の内容により,職員が現地調査を行い,工期前に試掘調査,現地立会,慎重工事等の指示を行う場合があります。
「文化財等の有無及び取扱いについて」の協議書を簡略化するため,これまで添付資料としていました「開発計画の区域を示す図面」及び「設計図」の提出を省略します。
今後は,(1)開発予定場所,(2)施工面積,(3)開発予定時期が概ね決まっていれば,協議書の提出が可能となりますので,早期のご提出をお願いします。
電柱埋設など1件あたりの開発面積が約1平方メートル未満の開発事業の場合,開発事業箇所が周知の埋蔵文化財包蔵地に該当しなければ,協議書の提出を不要とします。
ただし,開発事業箇所が周知の埋蔵文化財包蔵地に該当する場合は,事前に協議書の提出が必要となりますので,早期の提出をお願いします。
周知の埋蔵文化財包蔵地の確認は,メールまたはFaxにてお問い合わせいただくか,呉地理情報マップ(埋蔵文化財情報)をご参照ください。
呉地理情報マップ(埋蔵文化財情報) https://www2.wagmap.jp/kurecity/Portal<外部リンク>
呉市文化振興課 文化グループ宛に,「文化財等の有無及び取扱いについて」の協議書を,以下の方法で提出してください。
・電子メール(メールアドレス: bunsin@city.kure.lg.jp )
・郵送(協議書一式 2部必要)
・窓口持参(協議書一式 2部必要)
【添付書類】
※ 回答書を郵送でご希望の方は,返信用切手(A4サイズの回答書1枚分)の添付と宛先を記入した封筒をご用意ください。
※ 協議書が提出されて回答書をお返しするまでに,2ヶ月程度(市から県へ協議するため)を要します。
開発予定箇所に埋蔵文化財包蔵地が存在する可能性がある場合,遺跡の有無・範囲・内容等を確認するための試掘調査が必要になります。「文化財等の有無及び取扱いについて」の協議の結果,試掘調査が必要となった場合は,「試掘調査依頼書」を呉市文化振興課宛てに1部提出してください。
文化スポーツ部 文化振興課 文化グループ
電話 0823-25-3462
Fax 0823-24-9807
Mail bunsin@city.kure.lg.jp