上段の滝
下段の滝
呉駅から焼山方面行きの広電バスに乗り「宮ヶ迫団地入口」バス停下車,徒歩約35分
深山の滝は、上段の高さ10.5メートル、下段14メートルの2つの滝からなり、 幅20メートルもある一枚岩を流れ落ちる見事な大滝です。絵下山を源流とし、 天応に流れ込む大屋川の河口から3.3キロメートル上流に滝はあります。
「文化度国郡志」には"ひめつるの滝"、「藝藩通志」では"姫摺の滝"とこの滝は書かれ、 戦国時代毛利氏に滅ぼされた野間則綱の居城(妣摺城)がこの近くにあり、落城の際、 その姫君が家臣とともに滝の上で自害したことから、こう呼ばれるようになったという言い伝えがあります。
天応から焼山までの道のりの中程に「中国自然歩道」の看板が立っています。 ここが、この滝のある美しい渓谷への入り口です。
夏の涼を取る手軽なハイキングコースとして、市民に親しまれています。
文化スポーツ部 文化振興課 文化グループ
電話 0823-25-3462