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『世界の記憶』登録


朝鮮通信使関連資料が『世界の記憶』に登録されました!

 

 呉市を始め,朝鮮通信使ゆかりの関係自治体や関係団体などで構成するNPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会と,韓国の財団法人釜山文化財団でユネスコ(国連教育科学文化機関)に日韓共同申請をしておりました朝鮮通信使関連資料が,2017(平成29)年10月31日(フランス時間では10月30日)に『世界の記憶』に登録されましたのでお知らせします。

 ※『世界の記憶』とは

 文書や書物,楽譜や絵画,映画などの資料のうち,後世に伝える価値のある記録物を登録・保護することを目的とされています。ユネスコ三大遺産事業(他には,自然や建造物などの世界遺産,無形文化遺産)の一つで,1992(平成4)年に創設。2年ごとに登録事業が行われていて,2023年6月現在で494件(国際登録)が登録されています。主なものには「アンネ・フランクの日記」「ベートーベンの手書きの楽譜」などがあり,国内では他に炭鉱記録画「山本作兵衛コレクション」「御堂関白記」「慶長遣欧使節関係資料」「東寺百合文書」「舞鶴への生還」「上野三碑」「智証大師円珍関係文書典籍」の7件が登録されています。

 呉市登録資料

 (ちょうせんじん らいちょうおぼえ びぜん ごちそうせん ぎょうれつず)

「朝鮮人来朝覚備前御馳走船行烈図」

※朝鮮通信使が瀬戸内海を行く船団を記録した約8メートルの絵巻

※呉市下蒲刈「松濤園」所蔵

yunesuko

 

この『世界の記憶』登録資料は,呉市下蒲刈「松濤園」にて公開中です

 

※松濤園

 開館時間:午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)

 休館日:毎週火曜日(祝日・休日の場合はその翌日)

 Tel:0823-65-2900