現在、海上保安大学校で実施中の旧呉海軍工廠火工品機械工場跡発掘調査の現地説明会を開催しました。
暑い中にも関わらず、県内外からたくさんの方々にご来場いただき、火工品機械工場跡の調査成果をご覧いただきました。
旧呉海軍工廠火工品機械工場は昭和6(1931)年に開設された工場で、終戦時も空襲の被害を免れ建物が残っていましたが、昭和54年に上部構造は解体され消失しておりました。
長年、駐車場及び芝生広場となっておりましたが今回の発掘調査によりコンクリート基礎や溝状遺構が確認されており、当時の地下構造の多くがそのまま残されていることが明らかになりました。
現地説明会においては、海軍工廠時代にプレス機を設置したと見られる痕跡や水圧管・電線等を通したと考えられる溝状遺構、整然と並ぶ基礎柱を見学して頂きました。
旧呉海軍工廠火工品機械工場跡現地説明会資料 [PDFファイル/2.45MB]
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