【3】住吉神社(広島県重要文化財)
印刷用ページを表示する掲載日:2024年7月8日更新
住吉神社は千砂子波止の築造を受け,文政13(1830)年に建立されました。創建の経緯については,広島藩勘定奉行の筒井極人が,広島藩御用達の大阪の豪商である鴻池へ社寺寄進の話を持ちかけたところ,当主の善右衛門が厄年にあたっていたため,それに応じてくれたという逸話が残されています。
本殿は堺の住吉大社を正確に2分の1に写し,大阪で造らせここで組み立てたとされています。境内地には,北前船の船主や,各地の問屋連中などから寄進された玉垣が見られます。
本殿は堺の住吉大社を正確に2分の1に写し,大阪で造らせここで組み立てたとされています。境内地には,北前船の船主や,各地の問屋連中などから寄進された玉垣が見られます。