PM2.5(微小粒子状物質)は,大気中に浮遊する物質の中でも特に粒径が小さいもの(2.5マイクロメートル以下 髪の毛の太さの約30分の1)を言います。
PM2.5については,呼吸器の奥深くまで入り込みやすいことなどから,人への健康被害が心配されており,日本では,環境基準が平成21年の9月に設定されました。(1マイクロメートルは,1ミリメートルの千分の1)
PM2.5の主な発生源としては,工場,自動車などからですが,火山などの自然由来によるものもあります。
1年平均値が1立法メートル当たり15マイクログラム以下であり,かつ,1日平均値が1立方メートル当たり35マイクログラム以下であることです。(1マイクログラムは,1グラムの百万分の1)
環境基準は,人の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準として設定されるものであり,大気環境濃度が基準値を超過した場合でも直ちに人の健康に影響が現れるものではありません。
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